理路整然としている。

安倍総理に言いたい。今こそ総理の権力を国民の願う方向に、使うべきだ。一刻も早く脱原発を決断し、自然を資源にしたエネルギー政策を目指すとすれば、その夢のような事業に、日本のほとんど全ての人が協力出来る。

総理が決断すれば、みんなそれに従うでしょう。何年後ではなく、即ゼロが最もいい。再稼働すればまた使用済み核燃料が出る。原発がすべて止まっている今のうちに、核燃処理工場も含めてやめた方がいい。」
実に明快で、私たちの言ってきた通り、理路整然としている。

さらに踏み込んで、エネルギー政策を再生可能なエネルギーに転換するべきだし、企業にとってもその方が将来性があると提言している。

「 エイモリー・ロビンス博士(ロッキーマウンテン研究所所長 共同創設者)の『新しい火の創造』を河野太郎から薦められて読んだ。脱原発ばかりか、脱石油、脱石炭、脱天然ガスは可能だ、と博士は提案している。アメリカがその決断をすることもあり得る。だったら、早く日本も転換に踏み込んだ方がいいでしょう。」
エイモリー・ロビンス氏と言えば、70年代から「ソフトエネルギーパス」を一貫して主張し、地球資源を枯渇させる「ハードエネルギー」ではなく、太陽光や水力、風力など再生可能な資源でエネルギー供給する方が企業的にも有利だと、コストを数値化して示してきた。79年には、私は夫と共に夫妻で来日されたロビンス氏と対談した事がある。30年早くこの方向に国が行動を起こしていれば、はるかに希望の持てる21世紀になっていたことだろう。